2010年03月24日

NINE

ミュージカルが苦手な人にはおすすめしませんが、
ミュージカルだから、という理由で観ないのはちょっともったいない
作品です。

 小難しい事は考えずに、欧米人にしか作れない、過剰なまでに
豪華なエンターテインメントに身を委ねるのが正しい鑑賞の仕方かと
思いました。

 舞台は1964年のイタリア。世界的な映画監督グイドは
注目される新作の撮影を間近に控えながら、構想が全く浮かばず
自らの才能の枯渇に怯えていた。
 彼をとりまくのは、妻の他に愛人や主演女優など様々な女性達。
彼女達との関係にも行き詰まり、グイドはしだいに追いつめられて
いく・・。

 「シカゴ」のロブ=マーシャル監督の描く、華麗で、その分影も濃い
世界。シカゴほど度肝を抜かれるスタイリッシュな演出はないんですが、主人公グイドや女性たちの心象風景が、圧巻の歌とダンスで
表現されています。
 「歌と踊り」というのは、最も原始的な表現方法の一つですが結局
そのシンプルな方法が魂に訴えるのかもしれません。
 もちろん、音楽も演出もものすごくかっこよく、シンプルな方法を究極まで高めるとこうなる、という作品でした。

 なんといっても女優陣が、1本の映画でこんなに〜と思うほど豪華。
ニコール=キッドマンに、ペネロペ=クルス、マリオン=コンティアール。ジュディ=デンチ(007のM)!。
 綺羅星のごとくとはこのことです。なんかトクした気分になれます。

 なんといってもグィドの母親役のソフィア=ローレンの風格には
恐れ入りました。しかも40年くらい前の「ひまわり」の時と
あんまり変わってないような・・。
 70とっくに過ぎても、女。胸の谷間はマスト。
イタリア女の心意気をみました。


 ストーリーはあんまり気にせず、映画館で楽しみたい映画でした。
 

 
 
posted by たへ at 21:25| Comment(1) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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