2008年09月25日

大江戸美術紀行2

 先日の美術展巡りのご報告をば。
 姉も私もカメラを持って行かなかったので画像なしです・・。
 携帯で撮る暇もなかった。

 10時半頃、白金台の東京都庭園美術館につきました。
 「船越桂 夏の邸宅」展。
 玄関を入るといきなりラリックのガラスの女神が迎えてくれる
お屋敷は元は宮様のお家。このアールデコの超センスのいいお屋敷をみるだけでも価値がありますが、ここに船越さんの彫刻が!

 独特の雰囲気の木彫が、古いお屋敷にしっくりと息づいて
空間全体が異次元にすべりこんでいくようで、
 展示をみている私たちが、間違って入り込んだ無粋な異物のようでした。
  残念ながら23日で終了。いってよかったぁ。

 お昼は乃木坂の新国立美術館のポール=ポキューズで。
 ガラス張りの斬新な建築ですが、床や中の壁が木製で、意外と
しっくり落ち着きます。
 12時にいったのに、すでに1800円のランチは終了。
2650円のランチを、いただくことにしました。

 おいしいです。高いけど、まあ、場所代と思えばこんなものかな。
 デザートのワッフル(おフランス風にゴーフルってかいてます)は
 チョコと生クリームとリンゴジャムがついてて、うれしい!
 なぜかデザートは大ボリュームです。おいしいから食べちゃうけど。
 しかし、2650円なのにコーヒー、紅茶がついてないのは
 納得いかへんで〜。(BY関西姉妹)
 
 胃が重い、という姉(お姉様、それはついていたチョコレートソースを全部すくって食べたからよ。胃が弱いのに後先考えない方ね・・。)とともに上野に移動。

 するはずが。
 通路にはってあった「ジョン=エヴァレット=ミレー展」の
ポスターをみてしまい、ふらふらと渋谷のBunkaburaザ・ミュージアムにひきよせられていきました。
 19世紀の画家ジョン=エヴァレット=ミレー。
 花環をもって水にぼんやり浮かぶオフィーリアの絵で有名です。
 その絵はもちろん、肖像画や風景がなど、80点。
 これまた、すばらしいものでした。

 そして猛然と上野の都美術館へ。「待ってろ!フェルメ〜〜ル!」
 17時までなのに、上野についたの16時。
 「フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち」展。

 すまん、デルフトの巨匠たち、あんまりゆっくりみられなくて。
 ほとんど、フェルメールに釘付けです。

 あの光、表情、息づかい・・!

 400年近く前に描かれた絵が、私を揺さぶる不思議。
 こちらは12月14日までなので、ぜひ。

 30分で美術館を後にしてむかったのは
 鶯谷の「パティシエ イナムラショウゾウ」。
 ここのケーキを新幹線の中で食べるんじゃい!ふがーっ!

 ふがふがと勢いこんでいるのは、あくまでも私だけで、
 姉は、「たえが食べたいんやったら、いくけど〜」くらいの
テンションです。
 
 新幹線の時間が迫る中、ケーキを買って東京駅へ。
 「大丸でウエストのお菓子買うからっ!!」
 「じゃ、私も家に買ってかえろ〜」

 改札に入っても、まだ私の目的はすべて達成されてはいません。
 改札内、グランスタ(駅弁とかいっぱい売ってる)に突進。
 
 「浅草今半の牛肉弁当!!(こないだ食べておいしいかった)」
 「おいしそうや〜ん」

 ハア、ハア、ハア・・・。
 発車5分前に着席。無事、帰路につきました。

 新幹線の中、お弁当とケーキを食べながら

 「やりました・・・・私、すべて、やり遂げました・・・・!」
 
 心の中の美の神様と食の神様に涙ながらに報告する私。

 

 「このケーキ、おいしいけど、ちょっと甘すぎるんちゃう?」

 ・・・ええ。おっしゃるとおりですわ。お姉様。


 その後、またまた寝ればいいのに、しゃべり続け
限界をこえて、もはや臨界くらいに新大阪着。 
 降りていく姉を見送り、私は岡山へ。


 充実を超えた濃い一日。
 眠る前、眼を閉じたら、その日に観たいろいろな美しいものが
 浮かんできて、とても幸せな気持ちになりました。

 すばらしい芸術作品には、息づかいと物語がある。
 それを感じた一日でした。

 一人でもいいけど、やはり感動を共有できる相手がいると
 より、楽しいものです。
 姉とでかける次なる機会を待ちたいと思います。

 なんか、笑えるねんな〜。あのお人。
 
posted by たへ at 11:55| Comment(9) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
船越桂展、気になってたんです!!!
イイナア、イイナアー。
そして美味しそうな旅!
さすがですなあ。
Posted by ひでみん at 2008年09月25日 16:30
オフィーリアの絵、実物観たいのよー。

でも、今一番見たいのはたへさんの姉ちゃんかなあ。
Posted by miraicci at 2008年09月25日 19:51
美術&スウィーツ紀行おつかれさまでした☆
お姉さまステキ過ぎですね〜
お会いしてみたい…!!

Posted by まさみ at 2008年09月25日 22:11
>ひでみんサマ
 船越桂、本当にすばらしかったです。
こんど、パンフみせにいきますね〜。
 ほんとはもっとゆっくりいろいろ食べたかったんですよ・・。
>miraicciサマ
 オフィーリア、感動的。でも他の人物画や風景画もよかったです。
 姉は、一見すると普通ですよ。
見た目は・・高岡サキとマンボウをたして2でわったような感じ・・・かな。
>まさみちゃん
 今度は念願のジブリにいきたいよ。
 姉は、私にも永遠の謎です。
Posted by たへ at 2008年09月25日 23:58
フェルメール、最高にいいですよね!!!
超充実の美術館巡りだったんですね。

オフィーリアの絵は、私も画集で見たときからずっと気になる存在でした。

どこかの企画展で思いがけず、本物を見たような気もするのですが、
あまりに画集を見すぎたための妄想なのかよく分からなくなってきました。

前にも日本に来たことはあったんでしたっけ?
Posted by こはる at 2008年09月28日 22:24
おもしろすぎる〜〜
ぜひ姉妹の珍道中シリーズ化してください!!

フェルメール、見たいな〜
映画も良かったですよね♪

今回の大江戸リポート。
作品の息づかいとたへさんの荒い鼻息を感じることができました〜〜(^^)
Posted by えみっち at 2008年09月30日 10:12
>こはるちゃん
 ほんっとに最高だったね。私も見たつもりの絵が多いかもしれん。
>えみっち
 シリーズ化できるようにまた出かけたいものです。そしていつか「姉伝説・・!」って本をだしたい。
Posted by たへ at 2008年09月30日 20:20
たへさん

お久しぶりです.フェルメール展,私も行きたくてたまらないのですが家庭の事情が...あと,シルクドゥソレイユも見たいし..東京に居ると時間とお金さえあればすばらしいイベントに事欠きませんよね.せめて今T百貨店で「江戸浅草まつり」をしているので「今半」のお弁当でも買って慰めようかと思っていますが,こちらも競争率高そうです.
それと,やっと「デトロメタルシティー」をみることができました.聞いた事のない音楽,見た事のない映像,でも決していやではありませんでした.不思議な興奮が残っています.興南のシネコンには初めて行ったのですが,とてもきれいで「丸の内」に慣れている私には新鮮な驚きでした.
Posted by kibisun at 2008年10月02日 17:14
>kibisunサマ
 東京に住みたいって普段は特に思わないけど、いいイベントが東京でしかやっていないと、住みたくなってきます。しかし、ほんとにお金のかかる街ですね・・。
 デトロイト、あほらしいけどおもしろいでしょ。シネコンも快適ですが、石関がしまった今、丸の内を盛り上げたいですね〜。
Posted by たへ at 2008年10月03日 11:36
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