2007年07月24日

小さなスプーンおばさん

 最近、物語の中にでてくる「あの食べ物」の作りかたの本がたくさん
でてますね。
 私も子供のころよんだ本にでてきた見たこともない食べ物の数々に
激しくあこがれました。
 そのうちの一つが「小さなスプーンおばさん」の
こけももジャムつきパンケーキ。

 こけもも?パンケーキ?
挿絵をみると厚めのクレープみたいなのが、何枚も重なってて
とにかくおいしそうだった!

 久しぶりにスプーンおばさんを図書館でかりて読みました。
自分が持っていたのと全く同じ。
 モノトーンの硬いペンで引っかいたようなかわいいとは
いいがたい挿絵もそのまま。

 改めて読むと、めっちゃめちゃおもしろい! 

 まず、童話なのに、主人公が初老の主婦というところがすごい。
しかも書き出しから3行目でいきなりティースプーンサイズになってるし!

 前触れなく小さくなっちゃったおばさんの第一声は

 「なるほど。」
 
 どうですか。この肝のすわりっぷり。
 
 機転と度胸と好奇心で事態を乗り切り、きちんと家の仕事をこなす
おばさんの魅力が、大塚勇三さんの歯切れのよい訳文から伝わってきます。

 子供の時もおばさんの冒険にわくわくしましたが、大人になってよむと
おばさんとご亭主(夫ではない、あくまでご亭主)とのやりとりが
また、おもしろい。
 長年連れ添った夫婦のしみじみした愛情、価値観や好みのちがいがあってもお互い否定するでもなく、なんとなく折り合いをつけている様子が
味わい深い作品です。

 本当におもしろい。

 読んだ後で、今では自分で作れるパンケーキ(やはり厚めのクレープのようなものであった)にこけももないから、ブルーベリージャムをつけて食べました。
posted by たへ at 22:53| Comment(2) | TrackBack(0) | 本(漫画も) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なつかしいっ!!
大好きでした♪
読もうかな〜また
Posted by ひでみん at 2007年07月25日 11:25
>ひでみんさま
 読んでみて!おもしろすぎますよっ。
アリムナさんにこけももジャム作ってほしい〜。
あ、近々図書館に返しにいきます。
Posted by たへ at 2007年07月25日 23:33
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