2008年04月18日

サラエボの花

 よい映画です。ぜひいろんな人にみてもらいたい。
シネマクレール丸の内で25日まで。

 20万人もの死者をだしたボスニア紛争から10年余り。
紛争の傷跡の残るサラエボを舞台に、心に傷をおいながら生きる
シングルマザーと思春期の娘との物語です。

 10代を紛争のただ中で過ごした32歳の女性が監督した作品です。
以前みたイランの女性監督の作ったペルセポリスもそうでしたが
 実際に起こった悲惨な出来事をセンセーショナルにとりあげるのではなく、その中で生きる人々の日常と心の内を丁寧に描いています。
 しかも情緒的になりすぎずお涙ちょうだいにはしていません。

 特にショッキングな場面があるわけではないのに、だからこそ、
争いの虚しさ、日常を奪われた人の痛みが心に沁みてくる映画です。
 同時に、女性のたくましさ、生命を愛する力の
強さも感じられ、あたたかい気持ちにもなれました。
posted by たへ at 22:06| Comment(2) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
これみたいですね〜

昔みた「ウェルカム・トゥ・サラエボ」も
淡々と描きつつ心に深い余韻を残してくれました。

母娘の物語というのも興味有りです。
…にしても、監督さん年下か〜複雑デス。
Posted by えみっち at 2008年04月19日 04:10
>えみっち
 おすすめよ。子供のいる人ならなおさら感じるところがあると思う。
 監督、ほんまや、年下。最近かっこいいと思った俳優さんもたいてい7,8才下だったりして
かるくへこむわ。
Posted by たへ at 2008年04月20日 00:33
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mini review 08306「サラエボの花」★★★★★★★☆☆☆
Excerpt: ベルリン映画祭で金熊賞ほか3部門を受賞し、そのほかの映画祭でも大絶賛されたヒューマンドラマ。ボスニア紛争の傷あとが残るサラエボを舞台に、秘密を抱える母親と驚がくの真実を知らされる娘の再生と希望の物語が..
Weblog: サーカスな日々
Tracked: 2008-06-29 01:51
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