2010年10月28日

大奥

 大奥。

原作の漫画が、愛情や、欲望、儚さなど、
人の本質を描き出す名作なので
映画も楽しみにしていました。

 なかなかよかったです。

 疫病により男子が激減したため、将軍も女。
大奥は女将軍につかえる男の園、という設定で
キワモノ扱いする向きもありますが
しっかりした物語をきちんと作った映画です。

 細かい心情や、物悲しさの中にもくすっと笑える部分などを
描けるのは漫画ですが
映像の華やかさには、別の魅力があります。

つっこみどころも多いけれど、役者さんはよかったです。

玉木宏さんは、お美しさには文句はないけれど、若干滑舌が・・。
二宮さん、演技はお上手ですが、月代はあんまり・・。
阿部サダヲさんは、いつものハイテンションより、抑えた普通のお芝居が
とてもよかったです。
逆に佐々木蔵之助サマのハイテンションと色気が素敵。

なんといっても吉宗役の柴咲コウさん。
白馬を駆る登場シーンには笑いそうになりました。
完全に「暴れん坊将軍」やん。
 
 で、町娘お信役の堀北真希ちゃんはよいものだー!

 かわいいです。ほんとに。着物と帯の柄もしゃれてたし。


 箇条書きの感想になりましたが、
興味のない人は、観る必要ないけれど、
多分、思ってるより面白い映画ではないかと。

 とりあえず、美しいオノコがいっぱいで愉しいです。

結局はそこ。
 

 
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2010年03月24日

NINE

ミュージカルが苦手な人にはおすすめしませんが、
ミュージカルだから、という理由で観ないのはちょっともったいない
作品です。

 小難しい事は考えずに、欧米人にしか作れない、過剰なまでに
豪華なエンターテインメントに身を委ねるのが正しい鑑賞の仕方かと
思いました。

 舞台は1964年のイタリア。世界的な映画監督グイドは
注目される新作の撮影を間近に控えながら、構想が全く浮かばず
自らの才能の枯渇に怯えていた。
 彼をとりまくのは、妻の他に愛人や主演女優など様々な女性達。
彼女達との関係にも行き詰まり、グイドはしだいに追いつめられて
いく・・。

 「シカゴ」のロブ=マーシャル監督の描く、華麗で、その分影も濃い
世界。シカゴほど度肝を抜かれるスタイリッシュな演出はないんですが、主人公グイドや女性たちの心象風景が、圧巻の歌とダンスで
表現されています。
 「歌と踊り」というのは、最も原始的な表現方法の一つですが結局
そのシンプルな方法が魂に訴えるのかもしれません。
 もちろん、音楽も演出もものすごくかっこよく、シンプルな方法を究極まで高めるとこうなる、という作品でした。

 なんといっても女優陣が、1本の映画でこんなに〜と思うほど豪華。
ニコール=キッドマンに、ペネロペ=クルス、マリオン=コンティアール。ジュディ=デンチ(007のM)!。
 綺羅星のごとくとはこのことです。なんかトクした気分になれます。

 なんといってもグィドの母親役のソフィア=ローレンの風格には
恐れ入りました。しかも40年くらい前の「ひまわり」の時と
あんまり変わってないような・・。
 70とっくに過ぎても、女。胸の谷間はマスト。
イタリア女の心意気をみました。


 ストーリーはあんまり気にせず、映画館で楽しみたい映画でした。
 

 
 
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2010年03月15日

シャーロック・ホームズ

 食べたことばっかり書いていてはイカン!

久しぶりに映画の話題をば。

「シャーロック・ホームズ」観ました。
ストーリーは、普通ですが楽しめます。音楽もいいですし、映画らしい映画といいましょうか。

 NHKで昔やっていたテレビシリーズの影響か、ホームズといば
線の細いインテリ、ワトソンはぽっちゃり癒し系というイメージが
強いですが、この映画では全く違っています。

 ロバート・ダウニー・Jr演じるホームズは、格闘技の達人で
ちょっとエキセントリックな変人。
 ジュード・ロウのワトソンは、おそらく映像史上一番スマートな
ワトソンではないかと。

 でも、昔読んだ原作のホームズには、むしろこの映画のホームズ像が
近いような感じがします。けっこう力で解決してたような気がするし。
アヘンでラリってワトソンに心配されたりと、わりとアブない人だったような。

映画全体は、世紀末の混沌とした雰囲気の中、ゴシックホラーっぽい
事件が展開する正統派ホームズ物といえるのではないでしょうか。

 そして、なんといっても、一応、ワトソンの婚約者や峰富士子的な
ホームズの元カノ?などが出てくるものの、
女なんておよびじゃない二人の濃厚な絆こそ、正統派ホームズ物の証。

 私は好きな映画でした。


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2009年06月28日

トランスフォーマー リベンジ

 合体変形ものに興味がもてず、
観ていなかった「トランスフォーマー」。
 番組に出演していただいているメルパの福武さんの
「実はけっこう笑える」という言葉を信じて「リベンジ」を
観てきました。

 いやぁ、おもしろかった。

マイケル=ベイ監督やりたい放題。
合体変形祭り+大爆発祭り+べたな青春コメディ。
 もちろん、相当大味な映画ですが、楽しいです。
見終わった後には、ビッグマックを2つとマックシェイクのLを
一気に食べ終えたような、ある種の爽快感が得られる、かも。

 トラックやら、スポーツカーやら、戦闘機やらが
ロボット型に変形する映像は圧巻。
 絶対、車や飛行機の姿のままで移動した方が、
速いと思われる場面でも
いちいちロボ型に変形して、見栄をきってから
もいっかい車に戻って走り去るのはご愛敬。

 世界に危機が迫っていても、痴話げんかをしたり、いちゃついたり
している主人公カップルもいい味だしてます。
 メイキング映像をみると、主演の二人はリアルに爆発に巻き込まれながら、必死で逃げてるし・・。臨場感あるぅ。

 この映画で一番気に入ったセリフ

「細かいことは気にせず、地球を救え!!」

 まさに、細かいことは気にせず、楽しめ!というタイプの映画です。

異種交流譚好きの私は、わりと好きです。
アルマゲ丼を観た時のような、「はぁ!?」感はなかったです。
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2009年06月17日

フィッシュストーリー

 伊坂幸太郎ワールド全開。おもしろいです。

 1975年。早すぎたパンクバンド「逆鱗」が、世間に理解されないまま、解散前に最後のレコーディングをする。
 曲のタイトルは「フィッシュストーリー」。
 全く売れなかったこの曲が、数十年後、世界を救う!?

 というと、なんのこっちゃさっぱりわかりませんが、
映画を観ていても、最初はなんのこっちゃさっぱりわかりません。

 1975年、1982年、2009年、2012年という
4つの年代を舞台にそれぞれストーリーが展開していきますが、
時系列には並んでいません。めまぐるしく、時代をいったりきたりしながら、同時に4つのストーリーが進んでいきます。
 だからといってわかりにくわけではなく、
どんどん加速する4つのストーリーに振り落とされないように
ついて行く快感が味わえます。

 そして、一見何の関係もないように思えた4つの物語が
一つの大きな河に流れ込んでいくのが、また、きもちいいい〜。

 緻密に練られたお話なんですが、意外な展開で驚かせる事で
悦に入るというわけではなく、世界を動かすのは結局は
人の心、めぐりめぐって世界がつながっていると感じさせてくれる
作品です。

 いい役者さんが大集合で、ストーリーをひっぱっていってくれます。
是非、この渦の中に巻き込まれてみてください。

 劇中歌、「フィッシュストーリー」がかっこいい!
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2009年06月12日

重力ピエロ

 ストーリーは何をいってもネタバレになる伊坂幸太郎の
小説の映画化です。
 小説も映画も、倫理観や薄っぺらい正義では割り切れない
重い問題を扱っているのに、あたたかい気持ちにもなる不思議な
作品です。

 公開前に、森 淳一監督が番組に出てくださったこともあり、
楽しみにしていました。
 監督は地方ロケをできるだけ行う事で、地元の人に映画に参加して
もらいたいという考えの方で、今回も仙台でのロケが中心になっています。とても気さくにお話をしてくださった森監督。
 特に、桜をバックに登場人物が二階から飛び降りてくる大切な
シーンにはこだわったということで、本当に映画らしい
美しさと不思議な静けさに満ちた場面になっています。
 監督いわく「これは、家族の愛の映画です。」。
 


 切なさと破裂しそうな緊張感を独特のユーモアで包み込む
不思議な伊坂ワールドが、きちんと映像化されていました。

 加瀬亮と岡田将生が兄弟役を演じています。
二人の間の、つかず離れず、でもつながっているという微妙な
空気感が本当の兄弟のようでした。

 さすが加瀬亮さん、といった所ですが、弟役の岡田将生さんも
若い野生動物みたいにしなやかで、美しく、繊細で不安定な
雰囲気がでていて、この役にぴったり。
 えらそうな事をいえば、台詞の言い方とかは、きっとこれから
なんだろうな〜、と思う部分もありましたが、
顔をいいからだいじょうぶ!
 美には・・有無をいわせぬ説得力があると思います。


 
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天使と悪魔

 わりとおもしろかったです。

前作のダ・ヴィンチコードが原作を無視した上に全然おもしろくないという悲惨なことになっていたので、心配だったんですが、
今回はだいじょうぶでした。

 もちろん、原作と設定が大幅にかわっている所もありますが、
大胆に変えたことで、映画としてのスピードがでて、
話もわかりやすくなっていました。
 原作より映画の設定の方がよかったな・・と思う点も二つほどありましたので小説と比べて自分がどっちが好きか考えるのも
おもしろいと思います。

 ただ、全くなんの予備知識も持たずに観るとわかりづらい部分も
あるので、原作を読むか、パンフレットかチラシを読むかしていった
方がいいかも。

 ユアンー=マクレガーはやっぱりよいです。

ここからは、原作、映画、両方のネタバレありです。



 ただ、原作では、教皇が若かりし頃、愛した尼僧との間に
人工授精によってもうけた息子が、実は教皇の侍従をつとめていた
青年僧であるというのが重要な要素だったんですが、
その設定が映画でばっさり無くなっていたのが、少し残念。
 物語に深みが増す大切な部分だと私は思ったんですが。


 原作では誘拐された4人の枢機卿は、助けようとする主人公たちの行動もむなしく、むごたらしい殺され方をするのですが、
映画では、最後の一人は、主人公と街の人達によって命を救われ
ます。これは映画の方がよかったと思います。
 

 ローマでロケ地めぐりがしたくなりました。
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2009年02月27日

オーストラリア

 バズ=ラーマン監督、ニコール=キッドマン、ヒュー=ジャックマン。オーストラリアの産んだスターが集結した大作。

 よくも悪くもメロドラマです。
オーストラリアの大地をかける牛の群れや、朝焼けの映像など
映画館でみるのにふさわしい作品。
 ストーリーはちょっと大味なので、わりきって観てください。

 第2次世界大戦直前、夫を訪ねてオーストラリアにやってきた
英国貴族女性サラ。しかし夫は何者かに殺害され、財産を守るには
牛の群れをおって砂漠を渡り、軍隊に牛を売るしかない。
 野性的なカウボーイ、ドローヴァーとともに過酷な旅が始まる。

 最初は、「野蛮な男ね!サイテー!」だったのが
旅を続ける中、しだいに心が通い・・。
 で、旅が終わった時、雨にうたれながら華麗にキッス。

 そうとうベタな展開ですが、そういうのも悪くないです。

 ベタが許されるニコールのウエストのくびれと
 ヒュー=ジャックマンのいかにもなワイルドカウボーイっぷり。

 それで終わりかな〜と思ったら戦争がはじまって
もう一盛り上がり。

 雄大なオーストラリアの自然、美男美女の恋愛、アボリジニの
受難の歴史、戦火の中の家族愛・・。

 ちょっといろいろな要素を詰め込みすぎて、散漫になったようにも
思えます。もう少し、ゆっくりとオーストラリアの自然の
美しさをみせて欲しかったです。


 一番度肝をぬかれたのが、最後のキャプション。
 オーストラリアってめっちゃ最近まで公然と
アボリジニを差別してたんですね〜。
 う〜ん、びっくり。捕鯨に文句つけてる立場かいな!

 
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2008年11月15日

レッドクリフ

 制作費100億円!
 トニー=レオン 金城武 出演!
 MI2(ミッションインポッシブル2)のジョン=ウー監督!

 にもかかわらず
 つっこみどころ満載のいろんな意味でスケールのデカい映画です!

 歴史ものでストーリーは周知のことではありますが、
 一応、これから絶対観ようという方は読まないでくださいね。
 ネタバレありです。




 ストーリーはいわゆる伝統的な正しい三国志。
 
 「皇帝をないがしろにし、強大な武力で天下統一をもくろむ
曹操。人民を守りながら撤退する劉備には、その徳を慕って
豪傑、関羽、張飛、趙雲
そして天才軍師孔明がつきしたがうのであった」
 
 という講談調の筋運びです。
 戦闘シーンはすごい迫力!
 
 すごすぎて、もはやマトリックスです。
 
 趙雲は片手で劉備の子を抱きながら、降り注ぐ槍を
かわしつつ、馬に飛び乗り、群がる敵をけちらし・・。
 関羽は矛の一振りで同時に10人くらいの敵をふっ飛ばす。
 張飛にいたっては、素手で敵軍に突進。
騎兵の馬に体当たり!?馬ごと倒して敵から槍を奪って
大暴れ!
 
 だったら、最初から武器持っていこうよ。
というか・・・張飛も将軍だから馬には乗ってるでしょう・・。
 徒歩に素手って・・・・歩兵より装備が少ないんですけど。

 そして、劉備と同盟を組む呉の国の将軍「周ゆ」
 アジアの大スター トニー=レオンが演じています。
  金城演じる孔明と、言葉ではなく琴の合奏!で語り合い
 同盟を決めたり、主君孫権に自信をつけさせるため虎をけしかけたり
と、なかなか大胆、というか、かなり危ない将軍ぶりです。

 度肝をぬかれたのは、戦闘シーン。
 周ゆサマの兜が・・・・小さい!
 中国の兜なのでぴったりしたヘルメットタイプなのはいいんですが
 おでこが丸見えで、サイズのあっていないヅラっぽい!
 そんなにデコがみえてちゃ、兜の役目果たさないし!

 と、いろいろ楽しくつっこみながら観て参りまして
 およそ2時間半。
 いよいよラストです。
 
 この映画のタイトルは「レッドクリフ」。
 世界史上に名高い「赤壁の戦い」を題材にした映画です。

 


 で、赤壁の戦い前夜、いよいよ激戦が始まる・・・!

 という所で「Part2につづく」。

 えええ〜。

 その時、映画館にいた人の気持ちはきっと一つだったはず
 
 「闘わんのか〜い!」


 ひっぱりすぎです。

 こうなったら意地でも2を観る!
 「赤壁の戦い」を観るぞ!
 
 もちろん、陸戦のシーンも迫力たっぷりで
 それなりには、楽しめます。
 むしろ、こんなに心ゆくまでつっこめるのも、また楽し。
 レイトショー1200円でぜひ劇場でごらん下さい。
 
 特に金城武とトニー=レオン大好きなあなた、必見です。
 あなたのことですよ。M子。
 

 
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2008年11月05日

闇の子供たち

 アジアの児童買春や、臓器売買の実態を描く衝撃作。

 まさに夜明けのない暗闇の中にいる子供たちの姿。
 あまりのことに涙もでません。
 むしろ感傷をはねつける厳しい映画です。

 社会悪を告発するだけでなく、人の心のどうしようもない
欲望と闇をえぐる見応えのある作品です。

 かなりしんどいですが、画面から目がはなせません。

 
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2008年09月07日

20世紀少年

 最高!というほどではないですが、楽しめました。

原作読んでなくても、だいじょうぶ・・・かな。

役者さんは皆さんけっこうはまっていると、私は思います。

 石ちゃんは、マルオそのものだし。


 オッチョ役のトヨエツ。かっっこいいどす。
原作ではオッチョは途中でデコの髪が著しく後退、むしろ撤退して
完全なる落ち武者ヘアーになるんですが、
トヨエツは2作目から、どうするんだろ。

 次につながるラストを見る限り、髪は健在で普通のロン毛だった。
 やっぱり、落ち武者ヘアーにすると万丈目とかぶるからか?
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2008年08月23日

デトロイトメタルシティ

 今日から公開のデトロイトメタルシティ。
一足早く試写会の仕事で見てきました。
 
 原作の漫画は、以前このブログでもとりあげましたが、
かなりハイレベルの笑い(下多し)を追求したすばらしい作品。
 おしゃれ系ポップミュージシャンを目指して上京した心優しい根岸
青年が、ひょんな事からデスメタルバンドのカリスマ、クラウザーさんになってしまい苦悩する・・。それだけといえば、それだけなんですが
ほんっとにあほらしくて笑える。

 

 実写映画化!ときいた時は耳を疑いましたが
すばらしいキャスティングに満足です。
 うれしくって映画紹介のMCでうっかり「この資本主義の豚どもが!」
とお客さんによびかけそうになりました。危ない危ない。

 NANAのシン、デスノートのL、そして根岸=クラウザーさんへ

 いったいどこへ行く松山ケンイチ!

 松雪さんも、ロバート秋山さんもよかったです。
 加藤ローサちゃんは、ちょっと私のイメージとは違いましたが
 かわいいです。でも、この映画にでて相川さんを演じるなら
 もうちょっと思い切ってパンツのひとつもみせて頂きたかった。

 ストーリーは原作をよんだ事のない人も楽しめるように
 青春映画としても一応のまとまりをもっています。
 
 劇中のDMCの曲が存外かっこいい!
 そしてあのヘボい歌詞でもポップでおしゃれな曲をつけた
 カジヒデキ!ネ申!

 1800円は・・・?でも1200円ならとっても満足。
ぜひ、お誘いあわせの上、GO!TO!DMC!
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2008年08月06日

崖の上のポニョ

 おもしろいです。私は大好き。

 もう一度劇場でみて、あの波にもみくちゃにされたり、ゆらゆらしたりするような感覚を味わいたいです。

 「おちがわからん」とか「ストーリーが粗くて子供向け」など
いろいろな声もあるようですが、理屈でどうこういう映画では
ないと思いました。

 桃太郎のお話で「子供が桃から生まれるわけないじゃん」って
いちいちつっこんでも意味がないですよね。


 ポニョの世界は子供の世界そのものです。驚きと喜びと不安に
満ちていて、野蛮なまでに生きる力があふれている。
 もう、何も考えずにこの世界に飛び込んだもの勝ちなのではないでしょうか。

 
 
 躍動感と生命力に満ちた作品ですが、一方で不思議と死の気配
を感じる作品でもありました。特におどろおどろしいものが出てくるわけではありませんが、水中に沈んだ老人ホームで笑いさざめくおばあさん達、船の墓場、誰もいない暗いトンネル・・・。
 この死の気配は、怖いというより夏によく感じる身近な気配です。
 強い日差しの下、セミの死骸が転がっていたり、
 お盆にはご先祖の霊を迎えたり・・・。

 生と死が背中あわせで回りつづけている事を思い出す夏という
季節にぴったりの映画です。

 今回CGなし手描きにこだわった映像は、涙がでるほどすばらしいです。背景の絵の美しさ。うねり押し寄せる波、海の中の風景。
 登場人物の表情の豊かさ。

 美しさ、かわいらしさと同時にちょっと不気味なのもすばらしい。

 息をのむほど美しい海の中の風景、でも泳いでる生き物はけっこう
グロテスクですし、かわいいポニョの妹達も、うじゃうじゃいて少し
気持ち悪い。ポニョだって人面魚ですからねぇ。
 
 美しく、恐ろしく、底知れない不思議を秘めている
宮崎アニメでしか描けない、本当の海をみました。
 

 もちろん、今回も食べ物は重要なシーンにでてきます。
 ぜっっったいラーメン食べたくなりますよ。

 どなたも是非見るべきとは思いませんが、あまりいろいろ考えずに
波に揺られてみるのもいいのでは。

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2008年07月05日

つぐない

 これは、ぜっっったい映画館でみるべき映画です。

 シネマクレールでやっていますが、そろそろ一日一回上映になって
ます。難易度高いけどがんばって観る価値あり!

 映画らしく美しいにもかかわらず、人間の内面や
戦争の残酷さも描かれています。

 ラストにタイトル「つぐない」の意味が深く胸に迫ります。

 ちょっと時間がないので取り急ぎおすすめだけしておきます。

 上半期(7月入ってるけど)私的に一番かも。

 いそいで観てくださ〜い。

 
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2008年07月04日

ぐるりのこと

 心に残るいい映画です。 
 あたたかく、やるせなく、じんわりとしたおかしみも感じさせる
のは、台詞回しはもちろん、役者のすばらしさにつきます。

 小さな出版社につとめるしっかりものの妻ショウコ(木村多江)
ちょっといい加減だけどにくめない法廷画家の夫カナオ(リリーフランキー)。
 あることがきっかけでショウコはしだいに心のバランスを崩していく。カナオはそんなショウコを受け入れ日々を過ごす・・。
 ある夫婦の10年。いろいろあるけどまあいいか、と思える
映画です。

 木村多江さんは、以前から好きな女優さんでしたが、演技のうまさをあらためて感じました。こんな素敵な人と名前が(漢字も)同じで
うれしいです。
 リリーフランキーさんもすばらしい。全く演技とは思えない自然体。
脇を固めるのいい役者さんばかり。

 観てよかったな、と思える作品。
 是非。
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2008年06月24日

インディジョーンズ クリスタルスカルの王国

 インディ=ジョーンズです。

 それ以上でも以下でもない。
あのテーマ曲をきくと条件反射のようにワクワクするのがすごい。

 古代の遺跡探検や敵(冷戦の時代なので敵役はソ連)との追いかけっこなどなど、インディらしく楽しめます。
 そしてものすごく壮大なオチも、私は結構好き。
 細かいことは気にせず、劇場で楽しみましょう。
 ハリソン=フォードもいい感じに老けつつ
アクションもがんばってます。


 ここからは映画の本筋には特に関係ないことですが、
私が強く感じた違和感について書きます。

 映画のはじめの方で、インディがアメリカの核実験場に迷い込み
核実験に巻き込まれるくだりがあります。

 砂漠に街が作られ、爆弾の威力を知るためにたくさんのマネキンが
置かれている。秒読みが始まり事態を知ったインディは、あわてて
鉛製の冷蔵庫に身を隠す。閃光がほとばしりどろどろに溶けていくマネキン人形たち。冷蔵庫ごと吹き飛ばされたインディの背後で巨大なきのこ雲が立ち昇る・・・。

 次のシーンではインディ、ぴんぴんしてます。
 そんなわけないやろ〜!
 アメリカ人にとっては、原爆ってこの程度のとらえ方を
されていると思うと衝撃的でした。

 舞台が東西冷戦の真っ只中。米ソが核兵器の開発に血道をあげていた時代背景を、この核実験の場面であらわしたんだろうとは
思いますが、あまりにも軽い扱いです。
 舞台背景説明の小道具に原爆を使う感覚に強い違和感を感じます。
 もちろん映画を作った人たちが核爆弾を肯定的に描いているわけではないんですが
やはり、ちょっと違うのではないかと。

 溶けていくマネキン、巨大なきのこ雲をみて、心の底が
寒くなり、その後もずっとひっかかっていました。


 公開前にスピルバーグとジョージ=ルーカスが
「日本のみなさ〜ん、映画楽しんでくださ〜い」と
明るく日本語で宣伝してましたが
この核実験の場面をみて日本人は何も感じないと思ったのでしょうか。
 大いなる感覚のずれ。

 日本人として、この違和感は持ち続けていたいと思いました。

 

 
 
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2008年06月19日

JUNO

 よい映画です。いろいろな人にみてほしい。


 好奇心から一度だけ同級生と関係したら思いがけず妊娠してしまった
16才のジュノ。超マイペースでクールな彼女は一度は中絶を考えるものの、出産することを決意する。
 暗くなりそうな題材ですが、ポップでしかもあたたかい素敵な
映画になりました。

 
 くどくど説明するのではなく、役者の表情や台詞の行間から
観た人がそれぞれいろんな事を感じとれる
余白のある映画です。


 子供を産んだ後のジュノの涙は美しかった。


 気の利いた台詞、笑ってしまう台詞がたくさんありますが
私が印象に残ったのはこのやりとり。

 養子を迎える事がきっかけで価値観の違いが浮き彫りになり
離婚することになる夫婦の会話。

 妻:部屋はもう見つけたの?
 夫:ああ。ロフトがついてる。
 妻:・・・あなたらしいわね。(苦笑)


 「ロフト」の一言で、いつまでも屋根裏部屋や秘密基地が欲しい
男の子供っぽさを表している秀逸な台詞。
 夫婦の家がホテルのようにモダンなのが完全に妻の趣味で、
二人のすれ違いの大きさがわかります。
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2008年06月16日

ザ マジックアワー

 言わずとしれた三谷幸喜監督の最新作です。

 ポスターやサイトのトップには「最後に笑うのは誰だ?」という
コピーが書かれていますが

 最後に笑うのは、間違いなく観客です。

ストーリー
 ギャングのボスの女に手をだしてしまった青年。許される条件は
誰も顔を知らない幻の殺し屋デラを連れてくること。
 期限までに殺し屋を見つけられない青年は、売れない俳優を殺し屋に
仕立てることを思いつく。俳優には映画の撮影だと嘘をつき何とか
ボスの前につれてくるのだが・・・。

 映画のセットのような(実際セットなんですが)架空の街で繰り広げられるドタバタ劇・・・のはずなんですが、そこに売れない俳優の
映画への一途な思いが加わり、笑いの中にも、どこか切なさも感じさせる作品になったのは、佐藤浩一さんの味のある演技による所が大きいと
思います。
 もちろん、他のキャストも個性的で素敵でした。
 ほんのちょい役で豪華な俳優が(中井貴一、鈴木京香、唐沢寿明
等々)登場するのも楽しみです。

 「ラジオの時間」や「有頂天ホテル」に比べるとテンポがゆっくりですが、それも古き良きコメディ映画という雰囲気を高めているのかも
しれません。

 これは誰かと一緒にみて、笑って、気持ちよく映画館を後にして
ほしい映画です。


 
posted by たへ at 23:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月13日

DIVE!

 昨日は試写会の仕事でDIVE!をみました。

 すばり、青春スポーツ映画です。毒にも薬にもならないというと
それまでなんですが、こういうてらいのないのもやはりいいなあと
思えるほど「爽やか」を貫いた映画でした。

 経営難から閉鎖の危機にあるミズノダイビングクラブ。存続の条件は次のオリンピックに出場する選手を出すこと。
 飛び込みに賭ける少年たちの熱い夏がやってきた・・。


 ストーリーもわかりやすく、三人の個性の違うライバル同士が競い合うなどスポーツものの王道です。
 なんといっても飛び込みシーンの美しさがすばらしい。
 出演者が実際に飛び込みの訓練をうけた成果があらわれていました。
(もちろん難しい技は吹き替えですが)

 岡山県民としては児島マリンプールの飛び込み台からみえる
瀬戸内の風景もうれしい所。あらためてみるといいロケーションです。
 そしてクライマックスの実況を何故か山陽放送の中尾ANが担当。
けっこうたくさん映っていてびっくり。
 いつになく力の入った中尾さんの実況もみどころです。

 2時間の大半、出演者のほとんどが服を着ていないこの映画。(中尾ANはちゃんと服着てます、当たり前)
美青年、美少年がわんさか出てくるのでなんだか得した気分です。
 そしてコーチ役の瀬戸朝香さんは、やはりいい女です!

 
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2008年06月03日

アフタースクール

 いやぁ〜。気持ちのいい映画です。

 ストーリーは何をかいてもネタバレになりそうなので、あえて
何も知らずに観ていただきたいっ。

 大泉洋、佐々木蔵之介、堺雅人の三人が共演なんて
「微妙な顔」好きとしては、たまりません。

 人が死んだり、大掛かりなアクションなんてなくても
スリリングでわくわくする娯楽作品は、作れるという見本です。

 ムービックス倉敷でしか、今のところ上映してませんが
おすすめです。
 さほど気乗りせずに行ったツレも、「おもしろかった」とのこと。

 セリフまわしもおもしろい、大人の映画。

 すべてを知ったあと、もう一度みたくなる、かも。
posted by たへ at 18:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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