2010年09月25日

奈良2 南欧創作料理コクトゥーラ他

 行きの近鉄電車(たいていうっすら1、2分遅れるユル電)の中で
お昼をどこで食べるか相談する私とR子。

 私「あ、SAVVY(雑誌の名)が奈良特集やから持ってきたで」
 R子「?。さ、さびぃ?」
 私「・・・雑誌の。」
 R子「あ〜、SAVVYね!今、完全に平仮名で変換してたわ。侘びさびのさび。」

うん。それだと確実に姉妹雑誌WAVVYがあるね。盆栽特集とか、あるね。

結局電車の中では何も決まりませんでした。

 博物館を出てから、さびいのお告げに従い、「南欧創作料理コクトゥーラ」に
行ってみることになりました。

 記事からおいしそうな匂いがしたことと、地図を読めない私と読まないR子でも
辿りつけそうな場所だったからです。

 近鉄奈良駅から歩いて10分くらいの「コクトゥーラ」はカウンター8席の小さなお店です。

 ランチは、前菜、パスタ、デザート、飲み物で1500円。

 良心的な値段ですが、どれも丁寧に料理されていておいしかったです。
 このお店、当たり。
 奈良の地鶏や卵など、地元の食材を多く取り入れている点も好感が持てます。

 
 前菜は、プラス500円で盛り合わせにしたので生ハム、エビ、鳥刺し?薫玉と色とりどり。
 どれもおいしい。

 私の頼んだカルパッチョの乗ったボロネーゼ。

Image3721.jpg




 プラス200円で生パスタにしました。
 もっちり麺とくどすぎないソースに生肉、ほんのりパルミジャーノの塩気が絶妙。
 洗面器いっぱい食べられそうでした。

 R子が頼んだのは「トビコとスズキのパスタ」です。
 
「トビコのパスタのお客様・・。」
「あ、私は、トビッコですっ!」 


アイ アム トビッコ。

食い気味に堂々と名乗るR子。
しかもトビコなのにトビッコってなんかドジっ娘みたいな言葉になってるし。

 彼女とのつきあいも20年(!)になりますが、
昔から、特に面白い事をしているワケではないのに
結果、全体的に面白い仕上がりになっている事が多い稀有な人物です。


 ともかく、トビッコがふんだんに使われたパスタは、
細め乾麺によく絡んでこちらも美味。
トビッコに目を奪われていましたが、かなり大きいスズキの切り身も
ふっくらとおいしいかったです。
 

 別に頼んだガーリックフレンチトーストも新食感。ワインにも合いそうな気の利いた味です。

 デザートはデラウェアのジュレとクリームブリュレ。
 ジュレは洋酒のきいたオトナっぽい味。ブリュレも卵くさくなくてちょうどいいなめらかさ。

 横で「これの表面のパリパリ・・割るの、好き黒ハート」とR子がスプーンでブリュレのカラメルをうれしそうにコチコチやっている間に
2秒くらいで食べきってしまいました。 
 
 とても満足して店を後にし、新薬師寺へ。
途中、私が地図を見ながらも逆方向へ向かうという荒業を繰り出し、いたずらに疲れたのでした。

 へろへろになって入った、カフェのケーキは、ハズレよりの普通でした。
ただ、壁で仕切られた奥まった席だったので、落ち着けたのはよかったです。

落ち着きすぎて、マイルーム状態になり会話の内容を選ばなかった私たち。

 お店のお姉さんが、オーダーを取りに来た時に口走っていた言葉は

 「下僕」。

 お茶を持って来た時には

 「下克上が・・・」。


 なんの話だったかは、聞かないで下さい。

 同好の士がいるというのは、ありがたい事です。


 何はともあれ平城遷都1300年の奈良は特別展や、秘仏の公開などイベントが
たくさんあります。

 洒落たお店やお土産も増えているので、いい意味でぼさーっとしている奈良へどうぞ。

 コクトゥーラはおすすめです。
 
posted by たへ at 15:20| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

奈良はよいものだーっ!

 所用があって大阪へ。
所用が終わると、ここぞとばかり、母にSタロウを預け脱出。

 行き先は奈良。道連れはR子。高校時代から二人で出かけると雨やら雹やらが降る
アメフラシーズですが、今回は晴れて暑いくらいでした。

 大阪南部の人間にとって、奈良は幼稚園の頃から遠足に行く身近な旅先です。
緑が多くて、空がひろい。なんといっても街中に野良鹿、もとい、ご神鹿がうろうろしているのが
よく考えるとおかしい不思議なところです。

 国宝の数、全国3位。世界的にみてもすんごいものがいっぱいあるのに、京都ほど観光と
日常が離れていなくて、なんとなくぼさーっとした雰囲気なのが奈良の魅力です。

 今は平城遷都1300年でいつになく盛り上がっていますが、
ぼさーっと感は失われていなくて安心しました。

 近鉄奈良駅のカフェで、盛り上がりの一端を発見。


Image3711.jpg





 せんと君カフェラテ。せんと君カプチーノ。
なかなかの仕上がりですが、看板を撮ったら満足して飲むにはいたりませんでした。

 駅を出て、まずは、お目当ての「国宝展」へ。(26日まで)
 奈良国立博物館旧館が素晴らしくリニューアルされていました。
以前は、白熱灯の下に適当に仏像がある感じのやるせなさでしたが、ライティングもいい雰囲気。

 いつも東大寺の法華堂(R子曰く「国宝の納戸」)でぎゅうぎゅう詰めになっている
仁王さんものびのびとしておられて、ありがたみが増してみえました。

 みずらを結った聖徳太子の少年時代の像にすかさず手をあわせる四天王寺高校出身者二人は、
周りの人の怯えを含んだ視線を気にすることなく、博物館を満喫するのでした。

 昼ごはんのあとは、新薬師寺へ。
町外れにあって、かなり歩くのですがここは素晴らしいお寺です。
  
 新薬師寺という名前ですが、「新」は霊験が「あらたか」という意味なので
NEW薬師寺ではありません。
躍動感のある個性的な12神将像は有名ですが、
意外とお参りには行った事がない人も多いようです。

 創建は天平年間。本堂も、中の12神将の像も一体を除いて奈良時代に作られた
古刹の中の古刹です。 

 もちろん、建物も神将像も国宝なんですが、
「仏像にお賽銭を投げないで下さい」と張り紙がしてある程度で、
触ろうと思えば触れるというユルさに参拝するたびに驚きます。

 このユルさが、奈良!

 仏像は美術品ではなく、アクマで信仰の対象であることを思い出させてくれる新薬師寺は
まことに良いお寺です。

 ご本尊はもちろん自分の干支の神将像に手をあわせるのが、
ここのお参りの仕方です。
今年が寅年でなんかうれしい。


 けっこう歩いてぐったりしつつもお茶を飲んで復活。
そろそろ帰ろうかと、駅にむかっていたのですが、二人どちらからともなく

 「仁王さん・・見てへん。」

 やはり、奈良に来たからには東大寺の南大門の仁王像に会わずして帰ることはできません。

 しかも、南大門は拝観料がかからない。

 薄暗くなる中、東大寺へ急ぐ我々。あれ?けっこう遠いな。
前一緒に来た時はすぐやったような?

 それって10年以上前の事やな・・・・。

アラフォーの悲哀を感じつつ、うっすら息を切らして、南大門に到着しました。

 おお!

 平城遷都1300年で予算が出たのか、ライトアップされている!

 夕闇迫る中、照らし出される仁王さんは、お変わりなく力強いお姿です。


がんばって歩いてよかったな〜。と満足して奈良を後にしたのでした。

 

 帰りつくと一日中Sタロウと相対して、ややぐったり気味の父母が。

 すみませぬ。ありがとう〜。

posted by たへ at 11:29| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月27日

ヂブリーランド 他

 気がつくと、更新していませんでした。

さて、先日関東地方に行ってきました。
 天気がとてもよくて、鎌倉の逗子海岸とか、横浜の外人墓地とか
東京の電車の窓とか、いろんな所から富士山が見えてうれしかったです。
 富士山見ると、東国に来た〜という感じがします。


 今回のメインは、ヂブリーランドもとい、念願のジブリ美術館。

どのくらい念願かというと、3年ほど前に、チケットを予約して
寝言で「ネコバス〜」と口走るくらい楽しみにしていたにもかかわらず
台風のせいで行けなくなって布団の中で一日中ふて腐れ以来、
ずっと行きたいと思っていたくらいの、念願です。

 バスから降りるとすぐ目の前が美術館です。屋上に立つのは、
「ラピュタのロボット兵や〜ぴかぴか(新しい)

 頭から完全にいろんな電波を発するほどテンションの上がる私。
一方、お連れの方は「・・・あれは、何に出てくる何・・・・?」

 すみません。あんまり興味ないのに、つきあわせてスミマセン。

 ともかく、キャラクターのステンドグラスやら、原画やら鼻血の
出そうなものが一杯の、私にとっては夢の館です。
 
 そして、いよいよ念願のネコバスとご対面!


 一方そのころ、友人M氏とM子が交わしていた会話。

 「たへちゃん、ジブリ行ってるらしいよ。」
 「大人はネコバス乗れないって知って、キレてないかな・・。」



 キレてました。

 ネコバス(要するにどデカイネコバスのぬいぐるみ)に
ワンサカたかる子供たち。キャッッキャいいながらマックロクロスケの
ぬいぐるみを投げ合っておる。

 未練がましく係の人に
 「あの、ここは・・・子供だけ・・?」
 「12歳までです〜」 

 あ〜ん〜ま〜り〜だぁ〜。

 足元に転がってきたマックロクロスケを、腹いせに投げ返す
30と5歳でした。

 気を取り直して、ミニシアター「土星座」へ。
この美術館でしか見られない15分くらいの作品が楽しみです。
作品は期間によって違いますがこの日は
 「メイとこねこバス」
 これは、かなり当たりの作品らしい。

 短いですが、すごくクオリティの高い、とにかく楽しい作品でした。
 大人も子供もニコニコしてシアターを出ていくのが印象的です。

 これでだいたい機嫌は直ったんですが、ますますネコバスに
乗りたくなってしまいました。

 ああ、どこかの大富豪が私にネコバスをくれないかしら〜。
 「君のためにネコバスを作ったよ。さあ、存分にのりたまえ」

 ・・・・・嫌やな。そんな大富豪。

 さんざんネコバス、ネコバスいうてますが、
 ジブリ作品で一番好きなのは、ラピュタです。
 
あ、ジブリ美術館はさほどジブリ好きじゃない人でも
そこそこ楽しめるようです。
posted by たへ at 22:44| Comment(3) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月08日

都路里 他

 河原町までもどって、京都の定番「茶寮 都路里」へ。

 学生の頃からここの白玉パフェが大好きで、よく並んでいたのも
懐かしい思い出です。
 この日も行列でしたが、席数が多いので、10分ほどで入れました。

 茶々パフェとつじりパフェで悩む姉上。
 店員さんにどう違うのか聞く私。
「茶々パフェにはほうじ茶のゼリーが〜」とわかりやすく説明して
くれました。
 「で、どっちにするん?」

 「え・・・と。どう違うんやったっけ?」

 姉上、聞いてな〜い。店員さん、苦笑。

 ううむ。朝から子供の世話をして、京都で歩き回って
かなりお疲れのご様子。
 八坂神社を全滅させたのもきっと疲れのせいに違いない。
 きっと・・。

 あいかわらずおいしいパフェで脳に糖分を補給し機嫌良く
店をでる大阪姉妹。この時点ですでに夕方5時半。
 「もう、京都で晩ご飯は無理やな・・。」

 しかし、これで帰っては、食の狩人たる私の面目が立ちません。
(誰に対して?)
 京都駅とは全然方向違うけど、どうしても
三条の「ボンヌタルト ミディアプレミディ」でタルトを狩って、
もとい、買って帰りたい〜。

 「大人が焼きたてをほおばるお菓子」というコンセプト、雑誌や
グルメブログでも評価の高いタルトを食べてみたいっ!
 私の鼻息におされて三条まで連れて行かれる姉上でした。

 りんごやチェリー、ラズベリーとおいしいそうなタルトがずらり。
 一個500円くらい・・・高っ!
 でも念願のタルトを買ってうきうきと店をでると、
振り向いた姉上が、怯えた表情をしています。
 
 「たへ・・・・ひとりでめっちゃ笑ってる。こわ〜」

 どうやら悦びのあまり、無意識のうちに満面のほくそ笑みを
うかべていた模様です。

 なんとか自分の食い意地と折り合いをつけ、京都駅の伊勢丹で
晩ご飯を買い、この日は実家に二人で帰りました。

 京都伊勢丹で買ったものは

 かに入り巻きずしと焼き鯖寿司。

 あ、鳥取の物産をわざわざ買ってしまったぁ。
 

 わりとおいしかったけど、なんとなく不本意。


 念願のタルトは、素材のよさがわかるおいしさでした。
 ただ500円は高いかな〜。
 買ったことに後悔はないけど、一度で満足、もらうとうれしい。
 私にとってはそういう位置づけになりました。


 久しぶりに京都にいって懐かしさと新鮮さがいりまじる
不思議な気持ちになりました。
 しばらく京都熱がつづきそうです。

今度は、俵屋のカフェで蕨餅食べたい。
 お茶とセットで2000円。
 ご無体なお値段どすえぇぇぇ。
 
posted by たへ at 22:58| Comment(3) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

高台寺他

 フリーダム姉上とゆくプチ京都紀行のつづきです。

 山崎をでて巨大なるJR京都駅着。
駅ビルの中のイタリアンでお昼ごはんです。

 そうです。ワタクシとしたことが駅ビルで!
 いや、駅ビルを馬鹿にしているわけではありませんが
食の狩人?としては、いささか不本意。

 すでにランチタイムの終わる時間だったし、雨もふりはじめてたし
何より、姉上のお腹が山崎を出る前から激しくグ〜グ〜鳴ってたし。

 九条ネギと鴨肉のピザというとってつけたような京都感満載の
メニューもまた一興。ふつーの味でした。
食べ終わって姉上、一言
 「今、お腹、6、5。」
 6分目よりはいってるけど、7分というほど満腹でもないという意。

 今回の京都行きのもうひとつの目当ては、初公開という
高台寺の龍の天井画です。河原町を歩いていると、ややっ、
これはまたすばらしい双龍のポスターが目に入ってきました。

 誘われて祇園方面の「建仁寺」へ。
最古の禅寺といわれる建仁寺。開創800年を記念して
平成14年に奉納された双龍の天井画で、108畳の大きさ。
 小雨で薄暗く、龍が舞い降りてきそうな迫力でした。
枯山水のお庭も、しっとりと濡れて良い雰囲気です。
 
 気をよくして、京都らしい小路をとおって「高台寺」へ。
秀吉の妻、ねねの菩提寺として有名なお寺ですが、初めて来ました。
 
 開山堂の龍の天井画は、迫力がありながらもどこかユーモラスな
雰囲気で、400年ほど前にかかれたとは思えません。

 またお堂の天井の中央には、秋の花が描かれたねね愛用の御所車の天井板がはめこまれています。

 そして、天井の一部が格子になっている部分は、なんと
秀吉がはたせなかった朝鮮出兵のために作った舟の部品が使われて
いるそうです。まさに、夫婦の夢の跡が刻まれた天井でした。

 お寺を満喫し、八坂神社を通って河原町に戻る途中。

 「火気厳禁 八坂神社全域」という看板の前で
 何故か一瞬、息をのむ姉上。

 どうしたのか、と問うと

 「八坂神社 全滅ってみえた〜。ああ、びっくりした。」
 
 びっくりなのは、あなたの脳内フィルターです。

 どうやったら、全域が全滅にみえるんか・・。

 姉上、ご安心下さい、八坂神社は健在です! 


  

 



 
 
posted by たへ at 21:49| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月02日

京都 大山崎山荘美術館

 学生時代はちょこちょこお寺をめぐっていましたが
社会人になってからは足が遠のいていた京都。
 ここのところ酒井順子さんのエッセイなど京都関連の本を
読んで京都熱がたかまっていました。

 そんな時、京都で「山口晃展」があるという情報が。
しかも、一度いってみたかったアサヒビール大山崎山荘美術館で!
 これはもう、行くしかない!

 山口晃さんは、平成の大和絵師ともいわれる画家で、
ACのCMの「江戸しぐさ」の絵でもおもなじみです。
 大山崎山荘美術館は関西の実業家のクラシカルな山荘に安藤忠雄設計の新館を増設したおもしろい美術館です。

 道連れは、このブログには久々登場、フリーダム姉上。
要するに私の姉です。

 心はフリーダムな姉ですが、子持ちなので色々用事も多く、
子供を幼稚園に送ってから来るとのこと。
 美術館最寄りの「山崎」駅で10時半か40分くらいに集合という
ゆるい待ち合わせをすることになりました。

 岡山から山崎までは乗り継ぎがよければ1時間半弱。
 堺の姉の方が時間かかるかも・・と思いながら
10時40分に山崎着。
 と。姉上からメールが。

 「遅くなりましたが、40分梅田発の電車にのりました。」

 ・・・うん。遅いね。あと25分くらいかかるね。

 まあ、子供のもろもろで出るのが遅れたという連絡もあったし、
特に気にせず、ぶらぶら歩いて先に美術館にいって庭でもみている
ことにしました。
 踏切をわたると・・いきなりけっこうな上り坂です。
 ここが、あの天王山であることを思い出しました。
 豊臣秀吉と明智光秀が相対した古戦場。
 それを思わせる立て看板が。


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 天下統一からゴミ問題まで。小さなことからこつこつと。
 太閤さんもたいへんです。

 のんびり歩いて15分ほどで、美術館に到着。市街地がみわたせて
 いい気持ち。
 たしかに「山荘」美術館です。

Image0541.jpg








 チケットを買ったり、写真をとったりしていると姉上から電話。

 「山崎駅着いたよ〜。どうやって行くん?
 気持ちいいし、歩いてもいいけど〜。」

 ・・・・全然急いでねぇ。

 「・・・けっこうきつい上り坂やったし、タクシー乗ったら。
  帰りは歩いたらええちゃう。」
 「うん。じゃあ、そうするわ〜」

 ・・・・姉上、早く、来て。


 5分後に到着。
 うきうきと美術館の中へ。
 クラシカルな洋館ですが、山荘というだけに、天井が高く、
 どこかのんびりしたくつろげる雰囲気です。

 天王山という歴史上重要な場所をモチーフにした
山口さんの作品もすばらしく、感動する大阪姉妹。
 想像力と洒落っ気とそこはかとないエロスも漂う作品達。
それを支える際だった技術が素人にもはっきりわかる下書きの展示があるのもうれしいかぎりです。

 3月までやっているのでぜひ観に行ってください。


 美術館から出てロックのできる傘立てから傘をとろうとして驚愕。
 
Image0551.jpg







ワタクシときたら鍵だけかけて、
全然関係ないところに傘ぶらさげてる!
 「たへ・・!?」

 姉はフリーダム、妹は素ボケ。
 こんな姉妹のプチ京都紀行。つづく。

 


 
 
posted by たへ at 18:23| Comment(10) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月11日

有福温泉

 思いつきで石見銀山に行くことにしたので、
泊まる場所も当日の夜中にネットで予約するというぎりぎりぶり。
 石見銀山付近ということだったんですが、近いといっても
車で一時間くらいかかる、めっちゃ山の中の温泉でした。

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 江津市の「有福温泉」。
 山間の小さな温泉街は、昭和のまま時が止まったような場所で
いい感じに鄙びています。
 実は、飛鳥時代から名湯として知られている由緒ある湯治場で
柿本人麻呂も訪れたんだとか。いや、本人から直接聞いたわけではありませんが。


 10数軒の温泉宿と民家が山あいに身を寄せ合っているような
小さな集落ですが、公衆浴場は3つもあり、静かな街を歩いていると
どこかから、エコーのかかった話し声が聞こえてきます。
 つまり、公衆浴場の窓が、少しあいていて、地元の人のおしゃべりが
響いているというわけです。

 いちばん立派な「御前湯」は大正ロマンの香るモダンな建物で、
昭和5年に改築されたそうです。
 お湯は源泉掛け流しだそうで、肌がしっとり。
 あ風呂場のアーチ型の窓は・・・やはり少し空いています。
 前の道から見ようと思えば見えるおおらかさ。

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 レトロな番台や二階の休憩所も風情がありました。


 泊まったのは「竹と茶香の宿 旅館 樋口」。
 モダンな和風のたたずまいで、茶香炉がたかれた落ち着く宿でした。
 お料理も洗練された味で、満足です。

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 女性には色浴衣を貸してくれます。
 あきらかにこの旅館は起死回生をかけて改装したんだろうな・・。
 感じられるモダンぶり。
 他は、「千と千尋の神隠し」を思わせる本当に昔ながらの温泉旅館が並んでいます。

 タイムスリップしたかのような温泉街。何にもない所でしたが
不思議にもう一度訪れたいような気がします。
 変わってほしくいと思うのは、きっと旅人の感傷なのでしょう。

 
posted by たへ at 23:23| Comment(6) | TrackBack(1) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月09日

石見銀山

火曜に思い立って、水、木と島根の石見銀山に行ってきました。
いきなり思い立っていくには、かなり遠かったです。
車で片道4時間。
 私は、ぼけっと助手席に乗ってるだけですが、
運転する主人は、休みにさらに疲れたかもしれません。

 さすが、世界遺産。平日でもけっこう人がいます。

しかし、これは、世界でも有数の地味な世界遺産なのでは・・。

 なにしろ銀鉱山の跡とそれをとりまく環境ですから。
 いや!決してつまらなかったのではありません!
私はとても興味深く、おもしろく見て回りました。
ただ、華やかさがないので、おデートにはむかない感じです。
変な言葉ですが、「地味にすごい」。

 これという象徴的な建物があるわけではありませんが、
観て歩く範囲が広く、大きくは「銀山地区」と「町並み地区」に
分かれます。
 
 銀山地区は文字通り、実際に銀が掘られていた鉱山部分で、
「間歩(まぶ)」と呼ばれる坑道の跡があちこちにみられます。
 唯一中に入れるのが、江戸中期から昭和18年まで200年あまり
使われていた「龍源寺間歩」です。

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 坑内は、ひんやりとして水滴が落ちてくる、まさに山の胎内。
 ぴったりとはりつくような、不思議な静けさです。
 
 160センチの私でも、腰をかがめなければ通れない場所も
多く、本道から無数にのびるさらに狭い坑道や竪坑、江戸時代のノミの跡をみるにつけ、当時の労働の過酷さがしのばれます。

 15分ほどで外に出ると、なんだかほっとしました。
 その他、明治時代につくられた立派な石積みの精錬所の跡など、
遺跡が草に埋もれて点在している様子が、鉱山が閉じられてからの
歴史を感じさせます。
 実際に石見銀山の遺跡はまだまだ発掘途中で、全貌が解明されるには
あと、100年かかるともいわれています。

 そして、銀山の遺跡の周りに普通に地元の人が生活しているのも
この場所の魅力です。
 猫もきままに暮らしている様子。

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 町並み地区には、江戸時代などのお寺や代官所の跡、民家が混在。
独特の趣があり、金木犀の香りの中、時間を忘れてしまいそうでした。

 時間を忘れてしまいそうなんですが、
何しろ広くて結構歩くので、休憩しながらゆったり4時間はかかると
思ってください。古民家を改造したすてきなカフェもありますよ。 
  
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 ここの所、私、旅に出すぎ・・?
 いや、土、日はわりと働いているんですよ。

 
posted by たへ at 21:28| Comment(7) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月25日

大江戸美術紀行2

 先日の美術展巡りのご報告をば。
 姉も私もカメラを持って行かなかったので画像なしです・・。
 携帯で撮る暇もなかった。

 10時半頃、白金台の東京都庭園美術館につきました。
 「船越桂 夏の邸宅」展。
 玄関を入るといきなりラリックのガラスの女神が迎えてくれる
お屋敷は元は宮様のお家。このアールデコの超センスのいいお屋敷をみるだけでも価値がありますが、ここに船越さんの彫刻が!

 独特の雰囲気の木彫が、古いお屋敷にしっくりと息づいて
空間全体が異次元にすべりこんでいくようで、
 展示をみている私たちが、間違って入り込んだ無粋な異物のようでした。
  残念ながら23日で終了。いってよかったぁ。

 お昼は乃木坂の新国立美術館のポール=ポキューズで。
 ガラス張りの斬新な建築ですが、床や中の壁が木製で、意外と
しっくり落ち着きます。
 12時にいったのに、すでに1800円のランチは終了。
2650円のランチを、いただくことにしました。

 おいしいです。高いけど、まあ、場所代と思えばこんなものかな。
 デザートのワッフル(おフランス風にゴーフルってかいてます)は
 チョコと生クリームとリンゴジャムがついてて、うれしい!
 なぜかデザートは大ボリュームです。おいしいから食べちゃうけど。
 しかし、2650円なのにコーヒー、紅茶がついてないのは
 納得いかへんで〜。(BY関西姉妹)
 
 胃が重い、という姉(お姉様、それはついていたチョコレートソースを全部すくって食べたからよ。胃が弱いのに後先考えない方ね・・。)とともに上野に移動。

 するはずが。
 通路にはってあった「ジョン=エヴァレット=ミレー展」の
ポスターをみてしまい、ふらふらと渋谷のBunkaburaザ・ミュージアムにひきよせられていきました。
 19世紀の画家ジョン=エヴァレット=ミレー。
 花環をもって水にぼんやり浮かぶオフィーリアの絵で有名です。
 その絵はもちろん、肖像画や風景がなど、80点。
 これまた、すばらしいものでした。

 そして猛然と上野の都美術館へ。「待ってろ!フェルメ〜〜ル!」
 17時までなのに、上野についたの16時。
 「フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち」展。

 すまん、デルフトの巨匠たち、あんまりゆっくりみられなくて。
 ほとんど、フェルメールに釘付けです。

 あの光、表情、息づかい・・!

 400年近く前に描かれた絵が、私を揺さぶる不思議。
 こちらは12月14日までなので、ぜひ。

 30分で美術館を後にしてむかったのは
 鶯谷の「パティシエ イナムラショウゾウ」。
 ここのケーキを新幹線の中で食べるんじゃい!ふがーっ!

 ふがふがと勢いこんでいるのは、あくまでも私だけで、
 姉は、「たえが食べたいんやったら、いくけど〜」くらいの
テンションです。
 
 新幹線の時間が迫る中、ケーキを買って東京駅へ。
 「大丸でウエストのお菓子買うからっ!!」
 「じゃ、私も家に買ってかえろ〜」

 改札に入っても、まだ私の目的はすべて達成されてはいません。
 改札内、グランスタ(駅弁とかいっぱい売ってる)に突進。
 
 「浅草今半の牛肉弁当!!(こないだ食べておいしいかった)」
 「おいしそうや〜ん」

 ハア、ハア、ハア・・・。
 発車5分前に着席。無事、帰路につきました。

 新幹線の中、お弁当とケーキを食べながら

 「やりました・・・・私、すべて、やり遂げました・・・・!」
 
 心の中の美の神様と食の神様に涙ながらに報告する私。

 

 「このケーキ、おいしいけど、ちょっと甘すぎるんちゃう?」

 ・・・ええ。おっしゃるとおりですわ。お姉様。


 その後、またまた寝ればいいのに、しゃべり続け
限界をこえて、もはや臨界くらいに新大阪着。 
 降りていく姉を見送り、私は岡山へ。


 充実を超えた濃い一日。
 眠る前、眼を閉じたら、その日に観たいろいろな美しいものが
 浮かんできて、とても幸せな気持ちになりました。

 すばらしい芸術作品には、息づかいと物語がある。
 それを感じた一日でした。

 一人でもいいけど、やはり感動を共有できる相手がいると
 より、楽しいものです。
 姉とでかける次なる機会を待ちたいと思います。

 なんか、笑えるねんな〜。あのお人。
 
posted by たへ at 11:55| Comment(9) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月20日

大江戸美術紀行

 岡山ー東京、日帰りで美術展3つ。
紀行というにはあまりにも高速でしたが、やりとげた感があります。

 道連れは、新大阪で合流のあの人。姉です。

 夏、東京でみた美術展の予告ポスターで絶対観たくなった
「船越桂 夏の邸宅」展。
 東京都庭園美術館での展覧会ですが、元は宮様の邸宅だったアールデコ調のお屋敷に船越桂さんの木彫が展示されるという
まさに、そこでしか観られない企画です。
 姉も大好きな世界なので、ちょっとがんばって二人で行くことに。

 例によってフリーダムな姉(大学時代関東在住)。
路線図等を調べるのは私。
 新幹線の中で。私。
「では、本日の予定を発表します。
 まず、東京駅についたら、帰りの指定をとり、しかるのち
 山手線で目黒にいき、徒歩にて庭園美術館へ、
 昼ご飯は乃木坂の国立新美術館で。
 でもって千代田線で上野にいき都美術館のフェルメール展をみる。
 その後、イナムラショウゾウのカフェでお茶を飲みます。
 どないですか!この綿密なる計画わ!」
 
姉。 「えぇやん。わたし食べるのはどこでもいいし」

 そして、寝ればいいのに、しゃべりつづけて品川駅に着く一分前。
 姉がいきなり「あ。品川で降りた方が目黒、近いんちゃう?」

 もうちょっと、はよいうて下さい。
 「今、思い出したから〜」
 あわあわと新幹線を降りる姉妹。
 15年ほど前、一緒に品川の水族館に行った思い出など語り合いつつ
 目黒駅に降り立ちました。
 
 「あ。帰りの指定席とるのん忘れた・・。」

 綿密な計画、早くも頓挫。

 よかった。目黒駅でも指定とれて・・。

 目的地につくまでが長くなってしまいましたので
 美術展の感想、その他は後日。
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2008年09月15日

屋久島 その2

 山や森のイメージの強い屋久島ですが
島のなので当然周りはずべて海。

 島の南部では、花崗岩の岩肌がむきだしになった断崖に
波が打ち寄せる荒々しくうつくい光景をみることができます。

2-25.jpg

 西部の永田浜はうみがめの産卵地として有名です。

R0011586.jpg

今は孵化の時期だそうで、浜にはたくさんの卵が埋まっています。
 夜になると子亀が一生懸命はい出して、海にむかっていくんですね。

R0011578.jpg

 海の色も初めてみる青さです。
波打ち際は水がみえないほど透明なのに、すこし岸からはなれると
深い青色。淡い水色ではなくすこし黒っぽいサファイアみたいな
ブルーです。沖のほうはもっと黒みが増していて海流がみえる
ようでした。

R0011561.jpg

 3日目の夕方、南部の尾之間で虹をみました。
 海から岸にかかる二重の虹。
 夢にも見たことがない不思議な光景に
 大喜びして、にわか雨の中走り回ってしまいました。

 尾之間にも温泉がありますが、有名な平内海中温泉に
 たちよりました。
 波打ち際の岩場からお湯が湧いているので満潮時には海の中。
 干潮時にしか入れない豪快にもほどがある温泉です。

R0011555.jpg

  むろん混浴。

 風呂で裸になるのは当たり前!とズバッと脱いで入りたかったんですが、主人にとめられ足をつけるにとどめておきました。
 私がいると気をつかってメインの湯船に近づけないシャイボーイズが
いたので早々に退散。気にせずドンと来い!いや、来たくないよね。

R0011559.jpg
 
 ここの温泉の温度は46度!なのでかなり熱いです。
すぐ近くの民宿の人らしきおじさんは家からホースをひいてきて
水でうめながら入っていました。

 そしてこの後、おじさんのおすすめにしたがって西部林道へ。
島を一周することになりました・・。
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2008年09月14日

屋久島

 月曜から木曜まで屋久島にいってきました。

仕事柄、「言葉にできない美しさです」などというのは怠慢だ、と
普段は思っているのですが、言葉の無力さを感じる光景の連続で、
「・・・すごい」しかでてきませんでした。

(月) 一湊の海岸
(火) 白谷雲水峡〜太鼓岩(ガイドツアー)
(水) 淀川登山口から淀川小屋 ヤクスギランド
    尾之間温泉 
    
(木) 西部林道 永田浜など車で屋久島一週


R0011317.jpg というわけで往復10時間という行程に恐れをなして
縄文杉はみにいきませんでした。
 白谷雲水峡〜太鼓岩コースでも十分きつかったです。

 もののけ姫の森のある白谷雲水峡にはぜひいってみたかったので満足です。
 苔に覆われた森の中は、水を含んでしっとりとした空気まで
緑に染まってみえます。
 深く息を吸うと体の中にも緑の空気が満ちてくるような心地よさ。

R0011484.jpg
 雨が通り過ぎた後には、スギゴケに、一つ一つ水滴がついています。光がさすと、緑のレースのふちに小さなガラス玉が光っているような
美しさです。



R0011409.jpg 苔にみとれていて、ふと顔をあげるとすぐ近くにヤクシカの親子がたっていました。
 頭上の枝をヤクザルがわたっていくこともあるなど
静かだけれど、生き物の気配にみちた本当の森の中でした。


R0011349.jpg 写真や映像にはうつらない圧倒的な力と美しさ。
まさに「もののけ」。なにものか大きなものの気配を感じる場所です。
 
 情報だけで知ったような気分になっているけれど、
本当のことは、何にも知らないことを気づかされました。
 
 

 何年か前、体をこわして入院していたときにある人が
貸してくれたのが
田口ランディさんの「ひかりのあめふるしま」でした。
 屋久島、特に白谷雲水峡についてイメージのひろがる
すばらしい本だったので、
色の少ない病院の中で、いったいどんな所だろうと
あれこれ想像していました。
 でも自分が行くことはないだろうと思っていましたが
こうして実際にその場にたてて、本当に幸せな気持ちになりました。
 もちろん、私の想像をはるかに超えた所でした。


 



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2008年08月05日

水着美女

 夏!アウトドア!小麦色の肌!


 自分に似合わないもの三点セットです。

でも、今年は8年ぶりくらいに海で泳ぎました。
海、最高〜ぴかぴか(新しい)

 日曜日、友人Kちゃんが広島沖美町の海に
車で連れて行ってくれました。
 メンバーは、KちゃんとM子×2、私。そしてナンバー1美女
はーたんの5人。女だらけの水泳大会です。
Image00912.jpg












Kちゃんの愛娘はーたん(2)のセクシーな後ろ姿。
サービスショットです。


 

 プライベートビーチなので人も少なくのんびりした雰囲気。
 浜にはおしゃれでおいしいメキシカンのカフェバーがあるのが
これまた、お素敵です。


水は冷たかったけれど、波に誘われてほんのすこし泳ぎました。

 すぐ脚がつかなくなってちょっとびっくり。
でも、波にゆられる浮遊感は、久しぶりに味わう心地よさです。

 波打ち際から2メートルくらいでも、脚がつかないと
なんだか不安な一方で不思議な高揚感があります。
 
 久しぶりに全身で味わった海は、子供の頃と変わらず
大きな安心と底の知れない畏れを感じさせてくれました。


 海を堪能して、夜は、去年もKちゃんが連れて行ってくれた
フレンチのお店「ジェラン」へ。
 ここのお料理は本当に最高です。

 洗練されてるのに気取ってない、手が込んでるのに
素材の味も大切にしている、しかも新しい味に出会う喜びも
いただくことができます。

 サービスをしてくださるHIROさんが、また、最高なんです。
 勝手に私のスタンドにしてすみません・・・。

 私、スパークリングワインを4ミリくらい飲んで、
酔っぱらってしまったため、いつもよりさらに挙動不審だった
ような・・。みんな、忘れて!

 Kちゃんのおかげで、今年も素敵な夏になりました。
 ありがとう〜黒ハート

 しかし、お腹がすいたらテンション下がり、食べたら即眠くなり、
眠くなったら、頭と手がぬくぬくになり・・・。

 私、2歳児のはーたんと変わらん・・!

 


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2008年07月08日

大東京小旅行

 6日、7日と東京に行ってきました。
姉が用事で上京するのにかこつけて私も一緒に遊ぼうという企み。
 

 一応、東京(半分埼玉)の女子大生だった姉を訪ねていって以来
15年ほど!ぶりに二人で東京にでかけました。

 ほんとうに、4年住んでたのか?と思うほど
な〜んにも覚えていない姉。
 忘れたんではなく、多分、いや絶対最初から覚えていない。
 
 路線図とかみるのも、ほとんど私・・。普段人任せ大王の私も
姉には勝てない。姉こそ真のフリーダム人といえましょう。

 日曜プランでお得に泊まれた丸の内のパレスホテルは
かなりの老舗。外観ははっきりいってぼろいです!
 でも中は昭和の香り漂う上品で懐かしい雰囲気。
 お部屋はドレッサーの位置やベッドの寝心地など
目立たない所まで気を配っているので、居心地よく過ごせました。
スタッフもとても親切なすばらしいホテルです。
 姉上もご満悦のご様子。

 日曜の昼間は、友人Aちゃんがてきぱきとミッドタウンに連れて行ってくれ、夜は横浜在住の中学時代の同級生O氏と姉という謎の3人連れで食事。
 楽しくくたびれて、ベッドに入ったとたん寝てしまう姉妹でした。

 それにしても、久しぶりに長い時間を姉と過ごして、その精神の
フリーダムぶりに改めて感服、というか完敗。
何がどうとは、言い難いけど、なんか、変。

 あ〜、こういう人やったよなぁ。

 久しぶりの東京は、とてもおもしろかった。
 しかし
 東京よりさらにおもしろいのは、やはり、我が姉。と
 再認識した小旅行でした。

 Aちゃん、Oくん、本当に忙しいのにありがとう。
 姉上、また行きましょう。路線図は・・・私がみます。



 *例によっていろいろ食べたので
 それはまた後日。
 
posted by たへ at 00:26| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月05日

イタリア 食べ物のはなし

  「アモーレ、マンジャーレ、カンターレ」
 「愛して、食べて、歌って」。イタリア人の人生をよくあらわす
言葉なんだそうです。

 アモーレとカンターレは今回特に味わえませんでしたが、
確かにマンジャーレ。食べ物はやはりおいしいです。


 日本のイタリア料理と比べて飛び上がるほどおいしいってわけでも
ないんですが、材料も味付けもしっかりしていて、どこかに野性味が
あります。そして量がやはり、多い。

 日本ではうやうやしく、一口サイズに切ってでてくるモッツァレラチーズは丸ごとでてきます。一人一個は当たり前〜。巻き取っても
巻き取ってもパスタはなくならない。
 でもけっこうおいしいので、つい食べてしまいます。

 「ウーノ!ピっコラ!(ひとつ!ちっちゃいの!)」を連呼したにもかかわらず、6日間で2キロ太りましたふらふら
 
 恐るべしマンジャーレ大国!



 なかでも印象に残ったものは

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 フィレンツェで食べた生のポルチーニ茸のタリアテッレ。
 フレッシュのポルチーニのは、パスタが運ばれてくる途中で
わかるくらい香りたかくて感動しました。


T3-3_9A.jpg

 そして同じくフィレンツェで食べた
 通称 酔っ払いスパゲッティ。

 要するにスパゲッティを、ニンニクと唐辛子で風味をつけた
赤ワインで軽く煮込んだものです。

 見た目は・・・・ご飯中の方、すみません。

 皿いっぱいの「ミミズ」です。

 ちょっと引きましたが、食べるとこれが!
 
 赤ワインの渋みと酸味で、なんともコクのある味。
 ニンニクと唐辛子もいいアクセントになっていて後を引きます。
 お酒に弱い私は、食べてるとポカポカしてきました。

 好みのわかれる料理かもしれませんが
 今まで食べたことのない癖になる味、私はかなり気に入りました。

他にも、ミラノで食べた固ゆでの魚介のリングイーネに、ステーキ、
 マロングラッセ、ジェラート、パニーニ、ヴェネチアの手長えびの
スパゲッティに、はんぺんみたいなポレンタ、干しだらの煮物、
朝ごはんのヌッテラ(チョコクリームみたいなもの)いりのクロワッサンにカフェラテ・・・・。

 そら、太るわいなぁ・・・。

 でも、時間がなくてミラノ在住M氏に教えてもらった、肉料理のおいしいお店にいけなかったことが、すごく心残り。
 ヴェネチアであまりに混んでてサンマルコ寺院に入れなかったことより、ず〜っと心残り。元祖ティラミスのお店もお休みだったし。

 私はきっと、いつかまた、イタリア、メタボリックツアーに旅立つでしょう。 肉料理のために!

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2007年10月04日

ヴェネチア 2

 ヴェネチアの話はもうちょっと続きます。

 イタリアに旅立つ1週間ほど前。主人がいいました。

「ヴェネチアに、いとこが住んどる。」

 え?初耳ですけど。  急に思い出したらしいです。
 気がつくと20年ほど会っていなかったそうな・・。

 ヴェネチアのホテルに勤めるM美さんとはメールで連絡がつき
 再会! 
 主人「あ、どうもS原です」
 M美さん「あ、こんにちは〜」

 ・・・・20年ぶりなのに、ものすごい平常心です。

 M美さんがお休みをつぶして、いろいろ説明しながら案内してくれたおかげで、ヴェネチアを30倍は楽しむことができました。


 18世紀からほとんど変わっていないヴェネチアの町並み。
古いものでは13世紀の建物もあるそうです。

T3-5_13.jpg 


 最盛期の15世紀につくられたお金持ちの館「カ・ドーロ」。

 レース編みのように繊細な外観。
 ミラノやフィレンツェの貴族の館やお城とくらべると、明るくて
開放的な雰囲気です。
 海運で栄華を極めたとはいえ小国だったヴェネチアは、一致団結して
外敵に対するため、国内での戦いはなく、そのために家のつくりも開放的なんだそうです。

 イスラム諸国とも貿易をしていたため、建築にイスラムの影響があるのも独特の町並みをつくった一因です。今もスパイスの専門店があるおも、その名残です。香りがすごい。

GR21-2_37.jpg

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 またサンマルコ広場の対岸から海をみると、海中から、杭がほぼ
等間隔に突き出ています。何かな?と思いましたが、これは海の道路標示で、この杭より陸地に近づくと、浅瀬に乗り上げる危険があることを示す、まあ船用のガードレールなんです。

 昔、敵が攻めてきた時には杭を抜いて、浅瀬に誘い込み座礁させた
んだとか。
 ガイドブックには載ってないことを、いろいろ教えてもらえて
おもしろかった!

 これもその一つ。王様のいなかったヴェネチアでは選挙で総督
が選ばれます。総督が広場に面した回廊に出てくる時、まわりとは少し
色の違う柱の間にたったんだそうです。

GR21-2_32.jpg

色の違い、わかるかな〜。

立ち位置、決まってたんですね。

 とても楽しかったのは、朝市。地元の人がカートをもってお買い物。
色とりどりの野菜に、お魚。料理好きにはたまりません。

T3-6_37.jpg

 ドライトマトを買って帰ったら味が濃くておいしかったぁ。

もちろん、おいしいお店にも連れて行ってもらいました。
 高くてイマイチな店が多いといわれるヴェネチアですが、
おいしい店は、ちょっと路地を入った所に多く、
必ずゴンドリエーレがいるそうです。日本でもタクシーの運転手さんが
穴場をよく知っているようなものですね。
 確かに黒白や赤白ボーダーシャツの屈強なゴンドリエーレ達が
陣取っていました。
 
 イタリア語ペラペラ(フランス語と英語も!)のM美さんと歩いてると「チャオ!M〜美!」とあちこちから声がかかって、あいさつに忙しそう。どこで暮らすにも、語学力と人柄が大切だな、とつくづく感じました。母国語でコミュニケーションのとれない人は、どんなに語学ができても、M美さんみたいにはなれないでしょう。

  初めて会ったいとこさんをすっかり好きになりました。

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 M美さんと歩いたヴェネチア。

 観光客でごったがえす通りから一本裏の路地に入れば、とたんに
静かになり、窓辺には洗濯物、という地元の人の生活がかいまみえます。
 日常と非日常が背中あわせの街。

 最も栄えた頃の夢をみながら波間にたゆたい、旅人を待つ。

 華やぎと翳り、そしてしたたかさが同居する、不思議な場所でした。

posted by たへ at 22:47| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月30日

イタリアの話 ヴェネチア

 世界には美しい街がいろいろあると思いますが、
非日常度数というものがあるとしたら、ヴェネチアはかなりの
高得点ではないかと思います。

 絵のように美しい水の都。

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 ユーロスターの駅からでると、目の前にはいきなり大運河が
広がります。バスもタクシーも郵便配達も全部、船。巡回する警官も
もちろん、パトカーならぬパトボートに乗っています。

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 細い運河と路地が血管のようにはりめぐらされた街には、どこかから
常に水音がきこえていて、街全体が波にたゆたっているような
気がしてきます。






T3-5_5.jpg

 もちろん、超人気の観光地なのでここも「世界の国からコンニチハ」
運河にかかる大きな橋は渡月橋より人が鈴なりです。









 ヴェネチアの中心で、時計塔とサンマルコ寺院、鐘楼にかこまれた
サンマルコ広場は「世界で一番美しい空間」ともいわれているだけに
確かに、すばらしい。のですが

 人もいっぱい、鳩もいっぱ〜い!

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 鳥の群れは苦手なので思わずマスクをつける私。

 が、皆様、ぜ〜んぜん気にせず、鳩のふんやら羽やらが舞い散るなかで、オープンカフェでお茶を飲んだり、くつろいだり
 あまつさえ!鳩のえさを買って全身に鳩をとまらせて大はしゃぎの人も!
 「AHAHAHA! OH! HOHOHO!」 楽しそうです・・・。
 端から見るとヒッチコックの「鳥」並の迫力です。



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 サンマルコ広場で鳩のほかに、もう一つ私をおののかせたものは、

 「カフェ・フローリアン」。

 1720年創業の現存するカフエとしては世界最古という
由緒だたしいお店です。クラシックの生演奏があり、内装も美しく、
給仕をするのもイケメン多し。
 さすが由緒正しいカフェ。しかし お値段もさすが!!

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 コーヒーと、ハーブティと、チョコラータ(パフェみたいなもの)
で 47ユーロ!! 1ユーロ150円としたら7千円exclamation×2
 確かにおいしかったんですけどね。

 ヴェネチアはホテルやレストランが高いとは聞いていましたが
度肝をぬかれました。

 でもよく考えたら、ヴェネチア全体が世界遺産ですからねぇ。
法隆寺の中に寝泊まりしてお茶飲んでると考えたら、高くても
しょうがないか〜。と無理やり納得しました。

T3-6_3.jpg

 夕方、サンマルコ広場の鐘楼に登りました。
 地上60メートル、ありがたいことにエレベーターつきです!




煉瓦色の屋根がつづく本島の市街、夕日に輝く海に転々と浮かぶ島。すぐ対岸の美しい教会。
 夢のような風景です。




T3-6_4.jpg

 金髪も赤毛も黒髪も、感激の面持ちで写真をとっていました。

 ふと上をみると、手が届くくらいのところにたくさんの釣り鐘が
ぶらさがっています。
 鐘楼とは鐘突堂のことですから、鐘があって当然なんですが
 
 「この釣り鐘って今でも使われてるのかな〜」と思ったその時。

 一つの鐘がゆっくりと動きはじめ「カラ〜ン」。
 「えっ?!」

 たちまち全部の鐘がなりだしました。

 「がら〜〜ん。ごろ〜ん。がら〜ん。ごろ〜ん」

T3-6_6.jpg

 う、うるせ〜〜〜ふらふら

 街中に時を告げる鐘ですから、その音量たるや・・!

 耳を押さえておののく観光客達。
 頭上で容赦なく鳴り響く鐘。

 鐘が鳴り終わった時、みんな何となく脱力した笑いを浮かべ
何人かは思わず拍手をするという、妙な連帯感が生まれていました。

 






posted by たへ at 23:59| Comment(1) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月28日

イタリアの話 フィレンツェ

 遅ればせながら旅のお話を 何回かにわけて書きます。

 まずフィレンツェ 2日目の三時くらいについて2泊しました。


 ミラノ在住の友達から「フィレンツェはイタリアの京都」と
きいていたのですが、まさしく!

 美しい古都の町並み。
 秋の京都同様、暑い!人が多い!

 有名なヴェッキオ橋のあたりは心斎橋?とおもうほどの
人通りです。
 アルノ川が賀茂川にみえてきた・・。

 イタリア各地からはもちろん、ヨーロッパやアメリカ、アジア、
世界の人が訪れる観光地ということを実感。

 みんな楽しそう。まさに世界の国からこんにちは!です。

GR21-RVP_27.jpg

 そして、フィレンツェといえば、なんといっても「ドゥオーモ」
 街のシンボルの教会で、どこからでも見える目印です。
 ということは、もちろん、はんぱぢゃなく大きい、のです。



 ドーム型の屋根の上まで上ってフィレンツェを一望、というのが
 定番、ということで、登りましたよ・・。



 小説(映画にもなった)「冷静と情熱の間」で主人公の男女が
 このドゥオーモの上で待ち合わせる約束をしていましたが、
 「こんな所で待ち合わせをしようとする人とは、即、お別れ」と
思うほど、しんどかった・・・!

 階段の入り口には「463段あります。エレベーター無し。心臓の弱い人はだめ」という内容(多分)の
いきなり、気持ちのなえる注意書きが張ってあります。

T3-4_2.jpg

 どうしよう・・と迷う暇もなく前後をドイツ人らしき若者グループに
挟まれて、登り始めました。

 半分行かないうちに息があがってきましたが、前後のゲルマン魂は
楽しそうにしゃべりながら、ガンガン登っていきます。
 間に挟まれているのでぺースダウンもできずもうやだ〜(悲しい顔)
 あんたたち、屈強すぎ!

 上に登るにつれ階段の幅は人がすれ違えないほど狭く、
角度も急になっていきます。目の前にドイツギャルの巨大なお尻が。
 
「もし、この娘が脚を滑らせて落ちてきたら、私はまちがいなく
圧死する・・がく〜(落胆した顔)
 
 疲れと巨尻の恐怖に汗だくになりながら、たどりついた
 屋根の上は

 すばらしい景色。GR21-RVP_20.jpg

 テラコッタ色の屋根がつづき、遠くに緑の山。
 すぐそばにジョットの鐘楼がみえます。

 韓国人のかわいい女の子たちとお互いにシャッターを押しあいました。「カムサハムニダ」ていうと向こうも「アリガトー」。
 ちょっとうれしかったです。

 いやあ、登ったかいがあったなぁ。と思いながらも下りの階段は
やはりきつい。今度も後ろからゲルマン民族が・・。
「お願い。転がり落ちてこないで!」と祈りながら463段を
くだり、地上に着いたときは、そうとう脚ががくがくしていました。

 そのほかウフィツィ美術館やピッティ宮、シニョーリア広場など
よく歩きました。
 ホテルに帰ると即寝。
 フィレンツェは夕方もきれいですが、朝、橋のたもとや家の軒下から
鳩が飛んでいく様子は映画のようでした。

 

 
 
posted by たへ at 11:47| Comment(4) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月19日

イタリア帰り

 先週の火曜から一週間イタリアにいってきました。

 10数年前にいったことあるんですが、忙しいツアーで、
びっくりするほど
何を見たか覚えてない。よって感動が新たでした。

ミラノ→フィレンツェ→ヴェネチア→ミラノ
 
 イタリアはやはり、よいです。メシはうまいしネーちゃんはきれいだ!

 胸の谷間がないとすみにくいところです・・・。

 とりあえずベネチアのサンマルコ広場で    GR21-2_31.jpg


 一応JOJO立ち。ナランチャのポーズ中途半端。


posted by たへ at 00:49| Comment(7) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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